空挺ドラゴンズのパクリ疑惑が話題となっています。
風の谷のナウシカや天空の城ラピュタのパクリじゃないかとの疑惑です。
果たして、空挺ドラゴンズはナウシカやラピュタといった宮崎駿作品のパクリ作品なのでしょうか?
それとも、オリジナルの作品なのでしょうか?
「空挺ドラゴンズパクリ疑惑」を徹底的に検証をしていきたいと思います。
空挺ドラゴンズパクリ疑惑とは?
空挺ドラゴンズの画集凄かった……!!物理的なサイズもそうなんだけど、龍の迫力がほんとこのサイズだからこそ、と圧倒されてな…!そして見開きカラーは勿論だけど、漫画本文に対してトレペ(なのかな?)でコメントついてるのめちゃくちゃよかったわ………… pic.twitter.com/UgrLdQ1aQJ
— saku (@saku2979) July 18, 2020
青い空、青い服にゴーグル姿
飛行船での仲間との暮らし
空を駆けて空で生きる主人公たち
これらの言葉を聞いて、あなたはどんなアニメ作品を思い浮かべますか?
こうやって言葉だけを並べてみると、確かに、空挺ドラゴンズとナウシカやラピュタの共通点はありそう。
これらが「空挺ドラゴンズパクリ疑惑」の発端となっているのはないでしょうか?
とはいえ、共通点があるだけで「パクリ作品」と言ってしまっていいかといった問題もあります。
そこで、似ているといわれている作品と空挺ドラゴンズのそれぞれの共通点や違いについて検証していきたいと思います。
空挺ドラゴンズは「天空の城ラピュタ」をパクった?
【名シーン&名セリフ集】ラピュタに込められた想い
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017
『天空の城ラピュタ』は、“アニメーション映画を取り巻く環境が変化する中で、アニメーションの原点とは何か”と宮崎監督が考える理想がこめられた作品です。アニメーションはまず子供のものであり☞続く pic.twitter.com/4JmiOSFvEN
風の谷のナウシカのほかに空挺ドラゴンズと似ている作品として「天空の城ラピュタ」があげられています。
はたして、空挺ドラゴンズと天空の城ラピュタは似ている話なのでしょうか?それとも似ていないのでしょうか?
空挺ドラゴンズと「天空の城ラピュタ」が似ている点
『天空の城ラピュタ』に登場するタイガーモス号は、全長42m、最高速度は約133kmです。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) December 7, 2019
科学者だったドーラの亡き夫が作りました。腹部の格納庫には4機のフラップターが収納されていて、奇襲を主としています。
ドーラはこの飛行船を得て、海賊から空族に転身しました。pic.twitter.com/rR6YmZd5bY
確かに「天空の城ラピュタ」は空挺ドラゴンズと同じく空が舞台です。
登場する乗り物も空挺ドラゴンズの「クィン・ザザ号」と天空の城ラピュタに出てくる海賊のドーラーたちが乗っている「タイガーモス号」がとてもよく似ています。
大きく長い風船のような形をした船体。
その船体にぶら下がるようについている船室。
そして、船室と尾翼の間につけられた複数枚のプロペラ。
とてもよく似ています。
しかし、空での滞在時間をできるだけ長くとろうとすれば、どうしても「飛行船」という形になってしまうと思います。
そのため、空挺ドラゴンズの「クィン・ザザ号」もラピュタの「タイガーモス号」も似てしまうのではないかと思います。
空挺ドラゴンズと天空の城ラピュタと異なる点
「空挺ドラゴンズ」ミカが“龍の尾身ステーキサンド”を作って食べる料理映像公開(動画あり)https://t.co/mIhZsOBXre
— コミックナタリー (@comic_natalie) November 29, 2019
#いい肉の日 #空挺ドラゴンズ pic.twitter.com/jiwLxm6tks
確かに空挺ドラゴンズにも天空の城ラピュタにも「空中海賊」が出てくるシーンがありますが、天空の城ラピュタは重要な役どころです。
空なのに「海賊」というのもヘンですが、とはいっても「空賊」じゃピンときませんしね。
ところで、空挺ドラゴンズでは「空中海賊」の出番はスポット出演にすぎません。
まず、天空の城ラピュタの世界の主軸は「軍隊」と「海賊」の対立です。
一方、空挺ドラゴンズは「龍を捕って食べる」というのが根本です。
単に龍を退治するだけの船もありますが、基本的に空挺ドラゴンズでは龍を殺し、肉を食べ、油を取り、骨や皮を加工して使う。
まるで、現実の世界の「捕鯨船」のようなスタイルとなっているのです。
そのため「天空の城ラピュタ」と「空挺ドラゴンズ」は空が舞台であること、飛行船を使っていることが似ています。
空挺ドラゴンズは「風の谷のナウシカ」のパクリなのか?
映画館で「風の谷のナウシカ」観ました。公開は1984年。まだ1歳の若者だったので、リバイバル上映は嬉しい。VHSでは何度も観ましたが、映画館で観るのは別格の体験。オープニングから鳥肌が止まらない。王蟲やばい。久石譲の劇伴も存分に味わえました。もちろん漫画版も大好きです。 pic.twitter.com/gwBJeuquOk
— toconoma (@toconoman) July 12, 2020
それでは、「風の谷のナウシカ」はどうなのでしょう?
風の谷のナウシカといえば、1984年に公開された宮崎駿監督の作品です。
この作品を見ていない人のほうが少ないのでは?と言っても過言ではないほど、有名でもあり、地上波を含め繰り返し放送がされています。
果たして空挺ドラゴンズは風の谷のナウシカのパクリなのでしょうか?
さっそく、検証をしていきたいと思います。
風の谷のナウシカと似ている点
それでは、まず初めに空挺ドラゴンズと風の谷のナウシカの似ている点からから見ていくことにしていきましょう!
風の谷のナウシカと服装が似ている!
空挺ドラゴンズに登場するクィン・ザザ号の乗組員は、青い制服を身にまとい、龍と闘う時にはゴーグルをつけます。
この「青い服にゴーグル」という姿が風の谷のナウシカのなかに出てくるにシーンとよく似ています。
風の谷のナウシカの中で、小型飛行機の「メーヴェ」や「ガンシップ」といった乗り物に主人公のナウシカがゴーグルが付いたマスクを被って乗っている姿がよく似ているのです。
風の谷のナウシカに似ているシーンがある
空挺ドラゴンズ3巻で主人公のタキタがクィン・ザザ号から落ちてしまうシーンがあります。
地上に落ちたタキタは、猟師だというアスケラに出会います。
その「地上に落ちて」からのシーンが、風の谷のナウシカでナウシカが腐海の底に落ちてアスベルと話しているシーンに似ています。
風の谷のナウシカと同じセリフ!
「この子を群に返します!」
このセリフを聞いて、あなたはどのシーンが頭に浮かびますか?
風の谷のナウシカのファンの方であれば、トルメキア軍によってとらえられた王蟲の子をナウシカがが助け、怒り狂った王蟲の大群に戻そうとするシーンを思い出されるのはないでしょうか?
しかし、この同じセリフが空挺ドラゴンズの場合、前述のタキタが船から落ちたシーンでタキタたちクィン・ザザ号の乗組員が「龍の回廊」と言われるところで「龍の子ども」を龍の群れに戻そうとするシーンとなります。
シチュエーションは違いますが、同じセリフがあったのですね。
風の谷のナウシカと異なる点
さて、ここまで風の谷のナウシカと似ている点についてみてきましたが、反対に似ていない点についてもみてみましょう!
風の谷のナウシカと生活基盤が違う
空挺ドラゴンズは、クィン・ザザ号のような飛行船に乗って空で暮らし龍を捕ることがストーリーの根本です。
一方、風の谷のナウシカは腐海や風といった地上暮らしです。
そのため、生活の基盤となる場所が違います。
風の谷のナウシカには敵がいる
空挺ドラゴンズは単純に「龍を捕って食べる」という話です。
風の谷のナウシカのようにトルメキア軍など明らかに敵対している相手がいるわけではありません。
空挺ドラゴンズのクィン・ザザ号の乗組員が立ち向かっているのは「自然」なのです。
ただ、たまにほかの船乗りとの激しいケンカをすることはありますが・・
風の谷のナウシカにはテーマがある
風の谷のナウシカでも「自然」を相手にしている場面はあります。
しかし、それは「火の七日間」といわれる巨神兵による世界規模の破壊行為の遺物なのです。
風の谷のナウシカは、世界が破壊されるほどの核戦争みたいな兵器が使われ、放射線のような有害物質を蟲や腐海が浄化しているというお話でした。
つまり、風の谷のナウシカは核廃棄物など処理できない物質を作り出した人間への戒めなど大きなテーマを持った作品なのです。
しかし、空挺ドラゴンズには、そのような壮大なテーマはありません。
ただ、龍を捕って美味しくいただく、ただただ、それだけなのです。
結論!空挺ドラゴンズはパクリ作品なのか?
U-NEXTでも観れるようになってるー!やったー! みんな観てー!ヴァニーさんとギブスさんとガガさん推しです!#空挺ドラゴンズ pic.twitter.com/QdCIM6qwld
— ハナブサ (@lAjj0BdGjPpNNDU) July 16, 2020
風の谷のナウシカと天空の城ラピュタについて、空挺ドラゴンズと似ている点や似ていない点について確認をしてきましたが、果たして空挺ドラゴンズはパクリ作品といえるのでしょうか?
結論から先に言いますと「空挺ドラゴンズはパクリでないオリジナルな作品」といえると考えます。
その理由についてみていきましょう!
ナウシカやラピュタと似るのは仕方ない?
風の谷のナウシカや天空の城ラピュタのイメージは「空」
舞台や対象となる生き物が同じ種類ですので似てしまうのは仕方ないのかもしれません。
空挺ドラゴンズの制服が赤や黄色ならば、風の谷のナウシカと似ていると言われなかったのかもしれませんが、でも、クィン・ザザ号の乗組員の制服は「青色」がやっぱりしっくりきます。
しかし、空挺ドラゴンズの世界の中ではクィン・ザザ号の乗組員はほとんどが空の上で生活をしている状態です。
また、とにかく「龍を捕って食べる」この繰り返しです!
逆に言うと「風の谷のナウシカ」ほどのメッセージ性も、「天空の城ラピュタ」ほどの壮大な話でもなく、ただただ「龍が食べたい!」というミカの欲望が前面に出たような作品です。(あっていますかね?)
この点においては、空挺ドラゴンズは「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」とは一線を画す存在であり、オリジナル性が高いと考えます。
空挺ドラゴンズは平和な話!
そのオリジナル性について深堀したいと思います。
風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ
空挺ドラゴンズ
この三作品については今まで見てきたとおり、それぞれに似ている部分はあるものの、それぞれがそれぞれの世界観があり、違った味わいがある作品たちです。
風の谷のナウシカも、天空の城ラピュタも確かに面白いです。
ただ、この2作品と「空挺ドラゴンズ」が決定的に違う点があります。
それは「戦争をしていない」ということです。
「風の谷のナウシカ」はトルメキア軍との戦争をするとの設定です。
また、同じように「天空の城ラピュタ」も戦争が絡んだ話でもあります。
しかし、この「空挺ドラゴンズ」は戦争をしていません。
確かにケンカやいざこざはありますが、国と国とが争っているわけではありません。
空挺ドラゴンズの世界で戦うのは「人間」ではなく、空の世界にいるクラーケンなどの「龍(おろち)」や「風や雲などといった自然現象」です。
そのクイン・ザザ号が龍を捕る目的は、当然に「賞金」です。
しかし、単に「龍を食べる」という目的を強く持っているクイン・ザザ号の乗組員もいるようで、食べることが幸せ!という価値観を持っている点では「空挺ドラゴンズ」の物語が一番平和な作品なのかもしれません。
長くなりましたが、結論としては空挺ドラゴンズは風の谷のナウシカや龍の歯医者のパクリではなく、全くオリジナルな世界を描いた作品だと言えると私は断言をします。
とはいえ、実際にアニメ見たほうが「空挺ドラゴンズ」がパクリ作品なのか、ご自分で判断できるかと思います。
アニメ作品を無料でみたい!と思っても海外の違法サイトでみるは怖いですよね・・・
また、海外のサイトだと英語やみたこともないような言語で書かれていることがあり、誤ってクリックして見知らぬ請求がくることも。
かといって、日本語で書かれているからと安心して「無料動画」が入っているZipなど圧縮ファイルをダウンロードしてウィルスに感染してしまうこともあります。
安心して観れるサイトがあればうれしいのですが・・・
そこで、見つけたのがU-NEXT(ユーネクスト)でした。
U-NEXTは登録をしないといけませんが、登録自体は60秒もあれば終わってしまうし、クレジットカードを使わない方法もありとってもカンタン!
しかも31日間の無料視聴期間があり、無料の視聴期間であっても有料で登録した内容を同じように使えるのが魅力的!
おまけに600ポイントもプレゼント!
空挺ドラゴンズのアニメは有料ですが、1話が110円で、2話以降は220円すのでこの600ポイントを使えば、3話分は実質無料でみることができます。
おススメは第1話と4話です。
本当は全12話全てがおススメですが、最低その2話をみてみると空挺ドラゴンズがオリジナル作品であることがよくわかると思います。
U-NEXTがスゴイのはこれだけではなく、なんと見放題作品が21万本以上!
しかも、一つの契約で4人まで登録可能なので、家族や友人とシェアでき、とってもお得!
気になる作品だけではもったいない!
アニメやドラマなどの見放題作品を見たいだけ観て、31日間の無料トライアル期間が終わる前に解約しても全然オッケー!
まずは無料お試しをしてみて体験してみてみるとわかります。
きっと新しいライフスタイルが始まります!
本ページの情報は令和3年3月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
コメント