Web界のカリスマと言われているONE先生の人気作「ワンパンマン」がヤングジャンプにて連載されています。
今回はそんなワンパンマンの160話についてネタバレも含めて考察・まとめていきます。
今回の160話ではヒーロー達の強敵といえる災害レベル・竜の怪人ニャーンvs駆動騎士についてです。
怪人として恐ろしいほどの力を持っているニャーンにも注目ですが、怪人協会本部にて倒されたと思われていた駆動騎士が生きていたという真実、またそれほどの脅威を打開した戦闘能力がこの回では最も注目される部分になります。
加速する怪人協会の脅威
ヒーロー協会に対抗して作られた怪人協会ですが、通常の怪人ですらヒーロー達の手を煩わせる強さを持っています。
しかし、それでも幹部と呼ばれる災害レベル「竜」が登場する事はありませんでした。
それらのスタンスが変わりだしたのが、ヒーロー協会の幹部並びに家族を人質にとるという行動からです。
これだけを見れば人質がいなければ強くないというイメージもありますが、怪人の戦闘能力も高くなっていきます。
その点に注意点を置いたヒーロー協会は怪人協会本部を壊滅させる作戦にでます。
しかし、その情報も怪人協会には漏れていたらしく、ヒーロー協会の戦力が手薄になった段階で強い怪人が姿を現してしまう形になります。
その中でも多くのS級ヒーローが守り抜いた協会会長の息子・ワガンマを護衛するヒーロー達の前に災害レベル・竜に位置付けられた怪人ニャーンが姿を見せます。
怪人ニャーンが地上に出た理由
ワガンマやたくさんのA級ヒーロー達の前に姿を現したのは細長い二足歩行の猫型怪人・ニャーンです。
見た目は愛らしい姿をしているニャーンなのですが、実はその実力は災害レベル・竜(実力は複数の都市が崩壊するほど)に恐ろしい存在でもあります。
このニャーン、本来は地下にある怪人協会本部を守る任務についていました。
しかし、怪人化してしまった囚人達のかたき討ちを行ったS級ヒーロー・ぷりぷりプリズナーとの戦闘から逃亡する際に同じ動物系怪人・ポチがサイタマにより一撃で倒されてしまった事、自分自身の攻撃がサイタマに通用しない事から一目散に戦線離脱を行ったのです。
元々は猫という性質もあり、自分の気が乗らない場合には戦わないスタイルを持っていたニャーンは地上にいるヒーローにサイタマやぷりぷりプリズナーから受けた雪辱の憂さを晴らそうと考えたのです。
意外な人物の登場
何とかワガンマだけでもニャーンの手から逃がそうと頑張るA級ヒーロー達ですが、ニャーンの圧倒的な力に多くがその場に倒れてしまいます。
そんな時、思わぬ人物が助太刀に加わります。
それはS級ヒーロー第9位に位置する男・駆動騎士です。実はS級ヒーローの中でも怪人協会に最も早く潜入したヒーローでもあります。
しかし、多くの怪人の奇襲を受け、通信ができなくなってしまった事からその生存が確認できなくなっていました。ヒーロー協会内でも駆動騎士は死亡してしまったのではないかという噂や本当は駆動騎士が裏切り者だったのでは?ないかという声も見えていました。
駆動騎士の驚くべき戦闘能力
多くのA級ヒーローのピンチに登場した駆動騎士ですが、怪人協会本部での戦闘を知っているファンからしたらこいつもまたニャーンに負けてしまうのではないかという考えがありました。
しかし、S級ヒーローに上りつめただけあり、駆動騎士の戦闘能力は極めて高いものでした。
駆動騎士の戦闘シーンに関しては作中でもきちんと表現されている事がなかったのですが、今回の160話にて駆動騎士は様々な技を登場させます。
そのすべてが「将棋」をイメージしている技名ですが、その効果はとてもすさまじいもので、災害レベル竜のニャーンでも最後には倒されてしまうほどの実力となっています。
S級に恥じない駆動騎士は味方なのか?
ワンパンマン160話ではもはや絶体絶命と思える状態で登場した駆動騎士に大きく注目が集まりました。
また、その登場シーンもとてもかっこよく駆動騎士のファンが多くなった回とも言えます。
しかし、そんなかっこいい登場をした駆動騎士ですが、疑問点もあります。
それはなぜこのタイミングで登場したのかという点です。
多くのヒーローが倒れた後に登場した駆動騎士、確かに「ヒーローは遅れて登場するもの」というイメージもありますが、それでも今回のタイミングはあまりにも感が強くあります。
今後その事に関しても触れていくのか、期待できる展開です。
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