ワンパンマンの展開も怪人協会の登場により多くの怪人が登場しましたが、その中でも読者から絶大な人気を得ている怪人が存在します。
それは「育ちすぎたポチ」と呼ばれる怪人?怪犬?です。
「育ちすぎたポチ」との異名が付くほど、怪人協会の中でも強さを持て余すほどの存在なのです。
見た目は大きな黒犬の育ちすぎたポチですが、その後はどうなってしまっていたのでしょうか?
実は、サイタマはアマイマスクが「甘い」と思わず言ってしまいそうな驚きの行動に出ていたのです。
そんなポチとサイタマですが、育ちすぎたポチのその後について調べてみました。
育ちすぎたポチは強い?
怪人協会の中での戦いのシーンで登場する「育ちすぎたポチ」ですが、
ところで、育ちすぎたポチがどのくらい強いのでしょうか?
まずは、育ちすぎたポチが戦った様子から見てみたいと思います。
育ちすぎたポチの初戦はガロウ
怪人協会の内部にて初登場する「育ちすぎたポチ」ですが、実は初めて登場した際に戦ったのはヒーローではなくガロウでした。
実は怪人協会内に幽閉されていたガロウが子供を逃がす際に初めて育ちすぎたポチに遭遇しました。
この時に味方の怪人でも食べてしまう育ちすぎたポチの食欲やその大きさにガロウは圧倒されてしまいます。
ガロウは、育ちすぎたポチが他の怪人達の攻撃にびくともせず、反対に食べてしまう攻撃力の高さから災害レベルも竜だと想定したようです。
そこで、ガロウは子どもを逃がし、自分が盾となって育ちすぎたポチと戦う道を選びました。
育ちすぎたポチに立ち向かったガロウですが、全く歯が立たず、反対にボコボコにやられてしまいます。
育ちすぎたポチの余裕勝ちです。
育ちすぎたポチの実力は?
ガロウをフルボッコにしてしまった育ちすぎたポチですが、ガロウと闘っていた怪人が育ちすぎたポチのことを「怪人協会の幹部」と恐れていました。
怪人協会の幹部としての実力、戦闘力や防御力についてみてみたいと思います。
育ちすぎたポチの戦闘力
育ちすぎたポチは、ガロウと比較してみておおよそ2階建ての住宅ほどの大きな体を持っています。
そのうえ、怪人協会の何層にも分かれた断面をピョンピョン飛び跳ねてわたり移るほどの瞬発力とスピードを活かしてダンプカー顔負けの破壊力を作り出してしまいます。
そして何より怖いのが、犬系の怪人であるにも関わらずエネルギービームを口から吐き出す事ができるのが特徴になります。
その技は一発一発しか撃つ事ができないですが、連続で吐き出す事が出来る上に、一発で12階層まで貫通させる事ができる威力を持っています。
育ちすぎたポチの防御力
育ちすぎたポチは、犬特有の体毛を利用することで体に受けた衝撃を分散するため、かなりの攻撃に耐えることができる強い防御力を持っています。
そのため、ガロウの渾身の一撃も無傷で受けきる事が出来てしまうほどの防御力を誇っています。
育ちすぎたポチは変幻自在
育ちすぎたポチはその体の大きさを自在に操ることができるのです。
怪人協会で暴れまわっている時には前述のとおり、2階建ての家ほどの大きさでしたが、
身体の大きさを通常の犬と同じ大きさにも変化させることもできるのです。
育ちすぎたポチとサイタマとの出会い
A級ヒーローやS級ヒーローでもかなり苦戦をしていたガロウをいとも簡単にボコボコにした育ちすぎたポチでした。
この事実からだけでも、育ちすぎたポチがかなり強いことがわかるかと思います。
しかし、世の中には上には上がいるもので、育ちすぎたポチはサイタマと出会ってしまうのでした。
ガロウをボコボコにした育ちすぎたポチは、まるでお散歩をするかのようにアジト内を徘徊していていました。
その途中で見つけたサイタマに襲い掛かってしまうのでした。
あとから思うと、ガロウを倒していい気分になっていた、言い換えれば調子に乗っていたのかもしれません。
きっと、育ちすぎたポチは「余裕で勝てる!」って思っていたに違いありません。
とこが、相手がサイタマですので、当然といえば当然ですが、ワンパンチで倒され、しつけをされてしまいます。
育ちすぎたポチの完全敗北です。
このことから育ちすぎたポチの強さはガロウ以上サイタマ未満となります。
災害レベル龍は間違いないでしょうね。
もし、ヒーロー側でランク付けされたとしたなら「S級」は取れるかもしれません!
育ちすぎたポチにサイタマがおすわり!
サイタマに一発のパンチで倒された育ちすぎたポチでした。
しかし、倒されたと言っても、いつもサイタマが怪人を倒すときのようにバラバラなるほどではありませんでした。
たまたま見つけた育ちすぎたポチがサイタマに襲いかかったところ、サイタマにおすわりと言いながらパンチされてしまいます。
この時サイタマは動物だから手加減したと言っていますが、2階建てくらいの大きさがある育ちすぎたポチを平然とパンチで殴り飛ばしてしまう力に育ちすぎたポチは完全におびえてしまい、サイタマを見ると逃げ出してしまうほどのトラウマを植え付けられます。
それはオロチ戦にて確認することができます。
育ちすぎたポチにサイタマを襲うようにオロチが命じますが、育ちすぎたポチはサイタマを見るなりにまさにしっぽを巻いて逃げていってしまいます。
その豹変ぶりにオロチがサイタマに問いかけたところ、平然と「殴った」と答えています。
犬を殴るって動物虐待じゃない?って思いましたが、怪人だからいいの・・・かな?
育ちすぎたポチはその後どうなった?
育ちすぎたポチはサイタマからの一撃でオロチの命令も無視してアジトから姿を消します。
この事から逃亡説が出たのですが、実は怪人協会があったZ市跡地をうろうろしていました。
他のヒーローが怪人の残党を退治しているなか、育ちすぎたポチが遭遇したのは己自身に強いトラウマを植え付けた張本人のサイタマでした。
サイタマはこの時Z市跡地から自分の私物を掘り当てていました。
この時、育ちすぎたポチは体力を消耗しすぎてしまい、大きくなる事も出来ない状態でした。
その姿を見たサイタマは殺すのではなく「保護」という形で育ちすぎたポチを連れ帰ります。
ちなみにこの時、育ちすぎたポチの保護に便乗して黒い精子も共についていく事になりますが、この事から育ちすぎたポチと黒い精子の両怪人はサイタマの味方になると考えていいと思います。
また、両怪人共にサイタマがヒーロー側の最強クラスである事も理解しているため、進んで逆らう事もないと考察できます。
育ちすぎたポチの今は?
育ちすぎたポチをサイタマ自身は怪人ではなく動物として扱って自宅で飼っています。
原作ではZ市が更地になってしまい、新ヒーロー協会施設内の住宅に引っ越したサイタマがそのまま育ちすぎたポチとくっつき虫になっている黒い精子を連れてきてしまうシーンが描かれています。
この時にも怪人が出ていると騒いでいる関係者をキングの発言を持って黙らせ、自宅まで連れ帰ってしまいます。
また、隣近所の同じヒーロー達に世話を依頼するなどしているシーンも描かれている事からポチが人間側の味方であるのがわかります。
今後ポチが再度怪人側につく事はとても考えられない上に、サイタマの命令であれば怪人と戦う事も考えられます。
もしかしたら、S級ヒーローとして「育ちすぎたポチ」がデビューをする時が来るかもしれませんね。
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