蛙にできることは何でもできるスーパーガールフロッピー蛙吹梅雨(あすいつゆ)ちゃん!! 鋭い洞察力と判断力はクラスの精神的支柱ですが実は内通者とのうわさもありました。
しっかりお姉さん的な母性にあふれた魅力が感じられる蛙吹梅雨(あすいつゆ)ちゃん!!ですが本当に内通者なのか検証考察していこうと思います。
蛙吹梅雨(あすいつゆ)ちゃんの過去
小学生の時から考えてたというヒーロー名「フロッピー」
小学生からヒーロー名まで考えてたなんて将来のことをしっかり考え、内面までしっかりしてるなって感じます。
家族構成については番外編で「梅雨ちゃんのけろけろ日記」の中に描かれています。なのでもしまだ見ていないという方がいましたら、梅雨の今に至るまでの苦労や優しさが伝わる内容となっています。
梅雨の性格ですが、とても仲間想いで内面的性格がしっかりしている印象をうけます。
USJ編ではデクと峰田君と一緒に戦闘をしました。デクは主人公だしと峰田君はなんともですが、みんな雄英生なのでしっかりしていそうなんですが、梅雨は何か違う心強さを感じました。
過去にヴィランに襲われた経験があったのでしょうか?
それとも長女だから肝が据わっているのか?
またどちらにしても緊急時の判断能力は命を左右する判断になりますので、梅雨の存在はとても不可欠要素のなだと思いました。
女の子なのに凄いですね。
「課題らしい課題のない優等生さ」と言われていることから伺えるように、自分の長所をしっかり理解し把握しているので、自分を客観的に見れる部分もヒーローとして活躍できるのではないかと・・・
どうして梅雨はどうして自分を客観的に見れるようになったのでしょう?
その背景としては中学生の時の梅雨とその家族構成について知る必要があると思います。
蛙吹梅雨(あすいつゆ)ちゃんの中学時代
梅雨の中学時代の描写については「梅雨ちゃんのけろけろ日記」でしか主に触れられていません。
梅雨の中学時代に焦点を合わせヒーローとしての梅雨の行動などを作る事になったであろうとされる家庭環境について述べられていました。
梅雨の家庭環境は両親が共働きのうえに出張の多い仕事だったようです。
そのため長女である梅雨が両親に代わり、弟や妹のために食事を作るなどといった家事をしていた事が描かれていました。
中学で親の代わりを果たす梅雨は尊敬します。
今の「フロッピー」としてのみんなをまとめる発言や注意力や洞察力はこの中学時代から築きあげられたものではないかと予想されます。
苦労の多い中学生活を送っていた事は多分これだけでみなさんにも推測がつくのではないでしょうか?
本人は過去を振り返った時には「大変だけど素敵な生活」と語っています。
また、その一方で「ヒーローになる為のお勉強も重なって時間は取れず、なかなかお友達が出来なかったわ」という言葉と共に兄弟の世話に家事などをしなければいけない責任感があります。
そのためには学校が終わったらすぐに帰らなくてはならない。
だから自分は友達との時間が作れずにいて学校の友達との間になんとなくの距離間があることも描かれていました。辛ですよね・・・。
いつも冷静に周りを見ており、精神的にもしっかりしていて、時として仲間のためなら厳しいことも口にする事ができ、周りからしたら勇気と信頼のできる女の子である。
梅雨には少なからず過去の家庭環境からの経験が関係していることが伺い知る事ができました。
無事にヒーローとなって活躍する今後の梅雨を応援したい気持ちになります。
蛙吹梅雨(あすいつゆ)ちゃんの家族
蛙吹梅雨(あすいつゆ)ちゃんの家族構成は以下のとおりです。
父:頑馬(がんま)
いわゆるおっさん体形で、ガマガエルの様な顔をしている。
母:鈴(ベル)
梅雨よりもっとカエルに近い顔をしている。
弟:五月雨(さみだれ)
半開きのツリ目で、右目が前髪で隠れている。
妹:さつき
真ん丸の目でまつ毛が上に付いている。まだ幼い為か、カエル口になっていない。
両親ともに容姿が蛙であり、梅雨はじめとする残り3人の兄弟も蛙のような容姿を両親から受け継いでいるようです。
梅雨自身が家族を紹介する時に「見ての通りのケロケロ家族よ」と紹介している事からも家族全員が蛙容姿である事が分かりますね。
キャラクターの名前とその個性や容姿がかなり密接な関係にあるヒロアカならではの世界観ではありますが、梅雨の家族形態も例外なくこのヒロアカの世界観に沿って構成されています。
父の「頑馬」は、見かけがガマ蛙のように見えます。なのでそこから名付けられたのでしょう。
母の「鈴」は見かけが雨蛙のようにみえて、梅雨は雨蛙のような容姿になっています、それは梅雨が母親譲りの容姿を受け継いだからだと考えられますね。
弟の「五月雨」は漢字に雨の文字さらには梅雨時期の5月のような文字で名前が構成されていて蛙らしい名前?のような感じがします。
妹の「さつき」ちゃんは、五月雨君の妹でお兄ちゃんの名前の漢字から名前をもらったのかのか、五月(皐月)と書いてさつきと読んでいます。
梅雨ちゃんの弟も妹も生まれた時期が五月なのかなど、名前だけで色々な想像をする事ができます。
これもヒロアカならではの世界観であって名前を読んだら、あ!もしかしたらこういう個性でこんな見た目だから・・・と自分の中で想像して楽しむ事ができるのも魅力の一つだと思います。
万偶数羽生子ちゃんとのつながり
梅雨ちゃんが中学生のある日、彼女は見た目が蛇のように見える「万偶数羽生子」に付きまとわれるようになりました。
蛙を狙う蛇だと怖いですし、万偶数羽生子は睨んだ相手を三秒間弛緩させる個性を持っています。
何気に強個性ですよね。
両親が仕事で忙しいため、家事を手伝ったり勉強したりでクラスメイトと付き合いがうまくいかなかった梅雨と、同様いつも一人だったのはこの万偶数羽生子です。
やけに控えめなアプローチだったため、梅雨は勇気を出して声をかける事にしてその結果、万偶数羽生子と友達となる事になるのです。
蛙にとったら天敵ともいえる蛇の外見に惑わされずに、他者と打ち解ける事の出来る優しい少女、それが梅雨の最大の魅力です。
それ以降、自分がお友達になりたいと思った相手だけには「梅雨ちゃん」と強制にでも呼んでもらっているようです。
この万偶数羽生子との出会いが後の梅雨の代名詞でもある「梅雨ちゃんとよんで」につながっていくのです。
この場面の描写は梅雨の方からで万偶数羽生子からの提案だったのですが、梅雨はとても嬉しそうな顔で描かれています。
これがきっかけで友達になりたい人には「梅雨ちゃんと呼んで」と言うようになるのです。
二人は仲良くなりましたが高校は別々の進学先になってしまいます。
それでも今だに連絡を取り合っているようで、「羽生子ちゃんはずっとお友だち」と梅雨は話の中で語っている事がありますので、この時に成りたった友情は本物なのでしょう。
別々の高校へ進学した万偶数羽生子から「友達ができた」という報告メールを見て梅雨も「私も雄英(ここ)でたくさんお友だちつくるのよ」という言葉で話が締めくくられています。
メッセージを見てケロケロな梅雨がとても可愛いです。
この時の梅雨の顔は将来への希望に満ちていてとてもほほえましく見えます。そこから自己紹介での「梅雨ちゃんとよんでね」といって積極的に「○○ちゃん」の関係ができていく事になります。一部例外がありますが(笑)
梅雨が前向きに高校で友達をつくっていこうとする姿勢の背景には、万偶数羽生子とのつながりや友達の大切さがあり、もちろん家庭環境は大変だったとしても、それを理解してくる友人の存在が大きかったのでしょうね。
蛙吹梅雨(あすいつゆ)ちゃん過去から内通者なのか検証
見た目や、外見ではなく、そして男女関係なく自分が仲良くなりたい人には積極的に「梅雨ちゃんと呼んで」と言う彼女ですが、先に述べた家庭環境が関係していてなかなか友達が出来なかったという過去がありました。
内通に必要な個性についてですが、梅雨「蛙」によって行える壁の張り付きは他の個性よりはスニーキングスキルに長けていますが、これは決定的なものではないと思います。
張り付いただけでは簡単にバレてしまいますし・・・。
技である保護色についてですが、これは確かに壁の貼り付けと組み合わせたら強力です。
しかし、この技を梅雨ちゃんが習得したのは仮免試験の時になります。
実際に内通者がいると思われる事件が起きたのは、USJ襲撃事件の時です。
その時はまだ梅雨は保護色を使えない状態です。
よって保護色と張り付きによるスニーキングスキルは内通者との断定する要因にはなりません。
もし仮に梅雨が内通者であったとしたら、離れなければならなくなるのに、友達を増やしたり、仲間を思うことがあるでしょうか?内通者ならありえないですよね。
基本的に梅雨ちゃんは思ったことをズバッといってしまいます。
でも、そこには友だち思いの気持ちがある梅雨ちゃんのセリフがかわいいんですよね。
今回は梅雨ちゃんが内通者なのかについて書きましたが、ほとんどが否定するための記事だったのではないかと思います。
内通者としての仕事をしているという説の完全否定はできません。
それはどのキャラクターにおいてもになってしまうので・・・になってしましますが、梅雨が内通者の仕事をして友達を裏切るとは思えませんし、しかも梅雨の過去の友達思いな話や家族の話を出したりしないでしょう。
といった検証の結果、梅雨は内通者ではないと判断します。
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