「ドクターストーン」8巻の各話のネタバレです!
さて、前回「ドクターストーン」7巻でケータイが完成し、いよいよストーンウォーズを開戦します。
ほむらに動きを察知されましたが、情報戦で捕縛に成功しました。
潜入したゲンたちはケータイを千空の墓に隠し、大樹たちと1年ぶりの会話が叶います。
リリアン物真似作戦が成功して司軍の1人を仲間に引き入れることもできました!
順調な中、ゲンとマグマを逃がすためにクロムが敵に捕まり、新兵器を投入したクロム奪還計画を立てますが司は罠を仕掛けています。
クロムは味方を救うことができるのでしょうか?
アニメ2期はここからの話になります。
さて、8巻ネタバレ、まとめていきましょう!
ドクターストーン8巻第62話「DOUBLE CHASE」
爆音の出どころを探すほむらの姿をコハクが捉え、日本刀の峰で首を狙います。
くるくると宙返りで躱すほむらは「体操」の選手なのでした。
追うコハクと逃げるほむらのチェイシングは千空の「閃光玉」で一旦止まり、千空自身が捕えたもののミジンコレベルのパワーしかないので逃げられてしまいました。
木の上に回避したほむらはゲン・クロム・マグマがいないことに気付き、重要な科学武器を運んでいることを察知して本陣方向へ急ぎます。
ほむらは見失ったものの千空が持つライトで足跡を探り、二重追跡レースが始まりました。
ドクターストーン8巻第63話「情報戦争」
千空が持つ「ブラックライト」は、ほむらの足に付けたブルージュエルの跡を照らします。
コハクは千空に、無傷で捕縛するのは難しいが「峰打ちをやめ一太刀で首を撥ねるのは可能だ」と殺して良いかの確認をとります。
コハクは人を殺したことがないので いざという時の躊躇をなくすために強い言葉を使っているのですが、千空はケータイがあればその必要はないと言います。
ゲンたちの電話に連絡が入り、呼び出し音のモールス信号で通話します。
ほむらの前でわざと電話を使い、壊そうとしたほむらを騙して捕まえました。
一行は「情報通信戦争」の効果を実感したところで、目は司帝国を捉えます。
ドクターストーン8巻第64話「HOT LINE」
司帝国に侵入したゲン・クロム・マグマは額に数字が書かれた大量の石像を発見します。
一番若い数字で「33」とあり、ゲンがいた頃より最低でも32人は復活しているようです。
石像を壊せばいいと斧を振りかぶるマグマをゲンが止め、「敵とはいえ人に手をくだすのは無理、だからこそそれができちゃう司はヤバい、止めないと」と言います。
3人は大樹がつくった千空の墓に着き、ケータイを地面に埋めました。
霊界通信機の誕生です。
穴を掘るときに音を出し、3人組は見張りの「羽京」に追われる身になってしまいました。
翌日、墓の様子が変わったことに気付いた大樹が電話をかけてきます。
涙ながらに名前を呼ぶ大樹・杠に、クールに答える千空なのでした。
ドクターストーン8巻第65話「 死者からの電話」
一年ぶりの会話に感極まる大樹を見て、女の監視役は命日か?と不思議に思います。
千空が「まず一人司軍の人間を電話口に出せ」と伝えると、これからとるのは一番血が流れない解決法であることを確認し、大樹は了承しました。
ゲンのメッセージは特になかったことを聞いたところで、また明日と一旦通話を切ります。
その頃、追い詰められた3人はクロムとマグマが囮になってゲンを逃がします。
翌日 レコードの準備が完了しゲンが戻ってきたところで、一人目の説得が始まりました。
ドクターストーン8巻第66話「ウソつきと正直者」
監視役「ニッキー」を電話に出し、リリアン物真似作戦が始まりました。
困ったことにニッキーはリリアンのガチファンで、ゲンが千空の引きの悪さを嘆きます。
ニッキーは確認のために「CDの総売上枚数は?」とクイズを出しました。
「フェルミ推定」で宇宙旅行の費用、ツアーでの利益や印税を計算して大まかに当てます。
続いて「スリーサイズは?」の問題は、白夜が送ってきた写真の記憶と、写真の中の回りの備品から算出して「88・65・85」と答えます。
「プロフィールではもっと細い」と答えるニッキーに「サバ読んでないリアルな数字」と返すも、本物ならファンのためのファンタジーを捨てないと疑いが深まりました。
一か八かレコードをかけると「この歌だけは本物だ」とリリアンがもう生きていないことを悟ったニッキー、「ほかの曲も復活させられるか?」と問うてきます。
「無理だが、この歌だけは必ず護ってやる」と正直に答えた千空に応じて、ニッキーが仲間になりました。
ドクターストーン8巻第67話「全軍出撃」
ニッキーが味方になりリリアンの物真似をブラッシュアップしてもらう話にまとまったものの、問題は「羽京」だと言います。
羽京は弓が達者な潜水艦のソナーマンで耳が良く、何度も音楽を流せば確実に気付きます。
ちょうど彼と闘っているクロムとマグマは、捕まる寸前にクロムが機転を利かして白旗を上げ、なんとかマグマだけでも逃がすことに成功しました。
捕らわれたクロムを救い出すために、科学王国民は全軍出撃することに決めます。
科学グッズもまとめて運んで司帝国のそばに陣をはるため、次は「自動車」を作ります。
ドクターストーン8巻第68話「革命の火」
テンション高く設計図を描く千空、暖炉を蒸気機関にした「首振りエンジン」を作ります。
工作を楽しむ科学チームに、コハクが「クロムを助けにいくことを忘れていないか、奴が余計な口を叩かないわけがない」と釘を差します。
その頃クロムは司・氷月・羽京の司帝国3トップが揃った場で科学の面白さを語ってしまい、滝つぼに落とされそうになっていました。
科学を捨てて帝国側につけとの申し出を断ったクロムは氷月の手で滝に投げ捨てられますが、羽京と司が助けてやります。
その後の聴取で「奇跡の洞窟にいた」と嘘をつく羽京に、クロムは疑念を抱くのでした。
一方 石神村では火と蒸気で進む車が完成し、産業革命が起こっていました。
ドクターストーン8巻第69話「STEAM GORILLA」
車は、科学の怪力モンスター「スチームゴリラ号」と名付けられました。
タイヤは竹の六つ目編みです。村の男連中は初めて見るメカに興奮しています。
車に科学道具とジジババを載せようとすると、「なとり」は自分たち隠居組は足手まといにならないよう村に残ると言い出します。
司軍の後詰めに襲われないうちに勝って帰ってくると約束し、千空たちは出発しました。
司帝国の近くに陣を張っていると、スイカが単独で司軍に潜入し、クロムの無事と幽閉場所を確認してきました。
情報を聞いた千空は、スチームゴリラ号を戦車に改造することにしました。
ドクターストーン8巻第70話「PAPER SHIELD」
水酸化ナトリウムで草を溶かして「和紙」をつくり、間に溶けたプラスチックを塗り込んで「カーボン樹脂」を作ります。
金狼に槍で突くよう指示する千空、紙の盾の強さを証明したものの、痺れてしまいました。
カーボンで装甲を固めたスチームゴリラ号は、クロムの牢に体当たりして使い捨てします。
実は司はその方法を読んでいて、牢の周りを落とし穴だらけにしています。
千空たちが罠にかからないように科学の力で脱獄を試みるクロムなのでした。
ドクターストーン8巻のまとめと感想
新キャラ・ニッキーは身長180cmで柔道部の女子高生、羽京は身長173cmで細身ながらも弓の達人かつ自衛隊員と、屈強な司帝国軍との戦力差を情報で埋めていく千空たち。
身長180cmだと適正体重は71.2kgで柔道の階級では上から2番目、実際の「霊長類最強」吉田沙保里さんは55kg級ですから、彼女より20kg以上ウェイトがあるようです。
ニッキーが不戦で仲間になってくれて良かったですね。
また、羽京も何を考えているのか分からない不気味さはありますが、司たちについた嘘といい全くの敵ではなさそうです。
話の興で「ボブ・サップと闘うなら何人必要?」という話をした時、「10人」という回答が一番多かったことがあります。
司と氷月はボブ・サップ3人分くらいの強さがありそうですが、戦車が機能すればいい勝負になるのではないでしょうか?
というか、戦車を持ち出さなきゃ勝てない相手ってどんなだ。
さて、いよいよ決着か?! 次巻はどうなる?!
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