さて、前回「ドクターストーン」6巻で水力発電所を手に入れた科学王国。
この巻でアニメ1期の最終話が描かれ、まだアニメ化されていない部分の話が始まります!
豊富な電力を元に、新しい発明品を次々に創り出します。
挫折もありますがスイカやクロムのファインプレーで解決し、冒険の過程でマグマも本当の仲間に加わりました!
そしてケータイが完成し、千空父のメッセージも手に入れます。
父の助けを足掛かりに司帝国の攻略法を掴み、ついにストーンウォーズが幕を明けます!
さて、7巻ネタバレ、まとめていきましょう!
ドクターストーン第53話「スパルタ工作クラブ」
前話で水力発電所を手に入れた科学王国は、水車を応用して道具を作っていきます。
「バッテリー」を入手し、人力発電の必要がなくなった金狼・銀狼は感激します。
ギアで送風機を作って「製鉄炉」を入手し、送風作業がなくなった村人たちは感激します。
冬備えの食料保存は「ビン詰め」し、肉をとっておけるようになりました。
続いて科学チーム・スパルタ工作クラブは電球作成に取り掛かります。
カセキは60年のんびりやってきたのに千空が来てから「桁違いに大変になって、桁違いに楽しい」、村の連中も一部を除いてそう思っていると語ります。
ちょうどクリスマスの夜に電球が完成し、木に飾ってイルミネーションにしました。
次回は、これまで行けなかった洞窟の奥に「クロム科学発掘隊」が出動します。
ドクターストーン第54話「瞬きのブルージュエル」
松明の光では探索しきれなかった洞窟の奥に、クロムは電球を使って探検に出ます。
一人で出発したクロムを放置して千空とカセキは真空管作成に取り掛かりますが、竹のフィラメントでは強度が足りません。
クロムが掘ってきた鉱石を含めて 色々試すもうまくいかず、詰みを覚悟しました。
村人たちが気分転換に初日の出を見に行くと、スイカが持っていた鉱石が蒼く光ります。
クロムが見つけた宇宙最強金属「タングステン」が朝日の紫外線に反応したようです。
次回 千空・クロム・マグマの発掘隊はダンジョンに出発します。
ドクターストーン第55話「TREASURE DUNGEON」
クロムがマグマに疑いを持ちつつ、一行はダンジョン奥へ進みます。
「雲母」がつくった天然の落とし穴に、千空とマグマが落ちてしまいました。
クロムが「千空を突き落とそうとしただろう」とマグマを責めると、マグマは村一番の男でなくなったこと、これまでの不満が爆発し千空さえいなければと憤ります。
千空は冷静に、サイフォンの仕組みを応用して水に浮かんで脱出する方法を思いつきます。
水が溜まっていく穴の中で「ヒョロガリも筋肉ゴリラも必要」と説く千空は、詫びに「一生出会えないはずだったすごいものをこれでもかってほど見せてやる」と言います。
マグマは、日本刀の切れ味を思い出しながら「司を倒すまでは手を貸す、ただつまらないもの見せたら殺す」と千空を穴の外へ投げ上げて助け出すのでした。
ドクターストーン第56話「THE TREASURE」
助かった一行は洞窟奥へ足を進め、「スカルン鉱床」を発見しました。
冒険に出る前はここで二人を殺すつもりだったというマグマ、雲母の落とし穴では落ちかけている自分を突き飛ばして助けようとしたのだろうと千空がフォローしました。
クロムは疑ったことを詫び、「仲間の絆という宝を手に入れた」と寒いことを口走ります。
「タングステン」「マンガン」などレアアイテムを手に入れた一行でしたが、出発前にゲンから言われたことを思い出したマグマが、千空を捕縛して村へ帰ります。
目隠しされた状態で村に着いた千空は「俺の首を司に差し出せば村は安泰」と覚悟を決めますが、村人たちは1月4日 千空の誕生日に天文台をプレゼントしたのでした。
誕生日はゲンが誘導して聞き出した「生きていた日数は6268日」と奇跡の洞窟そばに書いた「西暦5738年4月1日」の数字から割り出しました。
ゲンはメモ書きを見て以来「3700年間 時間を数え続けたヤバい男」を会う前からわりと好きだったと語るのでした。
ドクターストーン第57話「HEAT HEART」
タングステンからフィラメントを作ります。
タングステンのみをピンポイント加熱して焼く必要があり、装置はクロムが任されました。
ハイタッチする千空とクロムを見て「モノ作り仲間」を羨ましがるカセキは、クロムの「カセキの仲間もここに2人いる」という言葉に感激の涙を流します。
ピンポイント加熱のため、カセキが巨大虫メガネを作り、コハクとマグマのゴリラチームが送風機を使ってと、初めて村人全員が一致団結して超高温の焼き付け作業を遂げます。
ケータイの心臓部「タングステンフィラメント」が完成しました。
ドクターストーン第58話「科学の波」
ケータイ完成まであと少しです。
真空管完成に向けて超高難度の「ヒックマンポンプ」作成を任されたカセキは、千空に「仲間の証」のハイタッチをねだります。
その光景を羨ましがった「電線チーム」スイカとも千空はハイタッチを交わしました。
その間 科学チームはプラスチック「フェノール樹脂」や「マンガン電池」を作ります。
合間に暖炉付きの作業小屋を作ったりと村が豊かになっていく様を見て、前村長コクヨウは「長の座を託した判断は間違っていなかった」と千空に告げるのでした。
とうとう「真空管」「プラスチック」「電線」が揃い、村は「電波」を手に入れました。
ドクターストーン第59話「声は無限の彼方へ」
ワイン+海藻で「ロッシェル塩」を作り、マイクを作成すればケータイは完成です。
「ところで空を舞った声をキャッチするのは誰?」とコハクが突っ込むと、もう一台必要だったわととぼける千空、村人全員ずっこけました。
ゲンは、2台必要だというと皆の心が折れるから敢えて黙っていただろうとぼやきます。
1台だけでも、村とラボをコードで繋げばテストはできます。
銀狼が第一声でルリへの想いを伝えろとつっかけますが、クロムは全く介しません。
もう片側でクロムの声を聞いたルリはまるで「スピーカー」みたいだと感心します。
「スピーカー」に反応した千空に、蜂の名前でしょう?と答えるルリ。
百物語其之14は「スピーカーという蜂が墓石に針を刺すと死者の声が聞こえる」という内容で、現代人組は白夜からのメッセージを感じとります。
白夜の墓石を暴いてみると、ガラスでできたレコードが入っていました。
ルリは「天国の父が数千年の彼方から科学で時を超えて千空に語りかけることができる」と改めて科学のすごさを思い知るのでした。
ドクターストーン第60話「天女の歌と悪魔の囁き」
早速レコードプレーヤーを作り聞いてみる科学王国民たち、中には父からの応援メッセージと、リリアンの歌声が入っていました。
世界を代表する歌姫の歌唱力に感動する村人たちは「昔の世界にはこんな凄いものがあったのか」と、石化した旧人類を復活させるモチベーションを上げました。
その様子を見たゲンはとんでもない計画を思いつき、夜にひっそり千空を訪ねます。
その計画は、レコードと2台のケータイがあれば「司帝国を無血開城して70億人を救える」「その代わりに神が見ていたら千空とゲンは地獄に落ちる」ものです。
一切ひるまず「科学の世界じゃ神は留守だ、聞かせろ」と迫る千空なのでした。
ドクターストーン第61話「STONE WARS BEGINING」
司帝国の求心力は「司のカリスマ性」だから、代わりのカリスマを用意すればいいとリリアンの声帯模写をするゲン。
相当似てるがさすがに偽物だとわかると言う千空に、ゲンは音質の荒い電話ごしなら大丈夫だし歌声自体は本物だから説得力があると返します。
「『アメリカは復興済み』と嘘を吐いて敵をハメる」計画の全容を理解した千空は賛成し、話を盗み聞きしていたクロムも計画にのってきました。
まずクロム・ゲン・マグマがケータイを大樹たちの元に運びますが、監視の目をそらす必要があります。
爆音がする爆弾をあちこちに仕込み、いっせいに破裂させてほむらを混乱に陥れます。
爆音が「ストーンウォーズ」開戦の合図となりました。
ドクターストーン7巻のまとめと感想
とうとうケータイが完成しました!
さすがに苦労したものの、一段上の技術力とマグマの信頼を手に入れた科学王国。
これで謀反の心配もなく司帝国との闘いに集中できますね。
また、正面衝突ではあまりに不利な状況をリリアンの歌声が解決してくれそうです。
戦争終結後の不満も、メンタリストのゲンならうまくいなしてくれそうですよね。
さて、まずは先鋒の対ほむら戦が始まりましたがどう捕縛するのでしょう?
ほむらとコハクならコハクが強そうに見えますが、ほむらは司に選ばれて復活させられた人材ですし何らかのスペシャリストと予想がつきます。
司帝国との闘いに勝つことができるのか?
次巻はどうなる?!
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